feel
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
高校生の頃、母親と急行列車で東京に遊びに行くときのこと。
春休みか何かの平日だったと思うんですよ。
少しその列車は混んでいて、ところどころ、相席にならないと座れない程度。
そうそう、進行方向に向かって横向きに座るんじゃなくて、向かい合わせの席の列車でした。

1時間くらい乗った頃かな?若い男の人と女の人が
「ここいいですか?」って、私たちの隣に座りました。
私の横に、男性、母親の脇に女性でした。

二人は、ずっと話をしていたのですが、不思議とうるさいという感じも無かったんですね。
会話は、生活のことや通り過ぎた景色の事など、たわいも無く。

中には、お給料日まで、あと〇日もあるけど、残りが少ないから、
今晩からは、おかずが一個減っちゃうよ・・・なんて、女の人が言えば、
仕方が無いさ、食べられればいい・・・みたいな事を男の人が答えて。

でも、聞いてても話すのを見ていても、全然嫌な気がしなかったんですよ。

その女性の笑顔がですね、話しているだけでとっても楽しい、
一緒にいられることが楽しくてしかたがなくて、それだけで何もいらないんだって、
そんな感じで、あったかい空気に包まれている感じなんですよ。
そこにだけ、列車の通路側だから暗いんだけど、陽だまりが出来ているみたいな・・・

子供ながらに思いましたね~ こんな風に人を好きになって穏やかな表情でいたいなって。
こんな輝くような温かい笑顔で、好きな人と会話がしたいなぁって。

そんな笑顔をできていたのかなぁ、σ(・・*)アタシ
輝いて、優しくあたたかい空気で、今でも時々、その人たちを思い出します。

その二人は、それから数駅通り過ぎて、途中で男性が降りていきました。
男性は、ホームに降り立ってずっと手を振っていたし、
女の人も、デッキのところから手を振りながら、見えなくなるまで立ってました。
席に戻ってきた女性に、母親が、
「お一人で、旅行かお里帰りですか?」
って聞いたら、女性がにっこり笑って、
「彼は、あの駅のあるところが職場で、私もこれから別のところで仕事なんです」
男性は、消防士さんで、女性は看護婦さんのご夫婦でした。

一人になって、ウチの母親と会話する時も、やっぱり優しく包み込むような表情は変わりませんでした。
あんな女性になりたかったなぁ~
スポンサーサイト
  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。